<のん コメント>

お話をいただいてとても嬉しかったですが、「又吉さんの本にのんの顔が載るの?」と不思議な気持ちでした。でも又吉さんの青春が詰まっていて心にグッと来て、是非やってみたいと思いました。

撮影には『東京百景』に漂う青春の痛み、油断している中に切なさが滲む雰囲気を表現しようと臨みました。動画で朗読もしている『池尻大橋の小さな部屋』の、「その人はそこで逃げるべきだったのかもしれない」という言葉が妙に残って切なかったです。悔しさが感じられる強い言葉でした。又吉さんと初めて朗読をしましたが、とても不思議な空気が流れていました。意外な組み合わせだなと思う方、どうなっているのかなと気になる方、是非その興味のままに見てほしいなと思います。

(又吉直樹の青春を描いたエッセイ集が文庫化、女優・のんをカバーに起用 より)